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なぜ信楽には狸が多いのでしょうか。
そこには多くなった歴史がありました。
信楽焼=狸となった理由から狸の選び方まで見てみましょう。
桃山時代には狸香合やたぬきの墨入れなどが各地の焼き物産地で、茶道具としての狸が制作されていた。
狸が描かれた掛軸なども茶会には使用されていたようである。
信楽で狸が制作されたのは、明治30年頃とされ、タヌキの群れの腹つづみの姿をみて思いつき、
徳利と通帳を持った太っ腹の狸が主流の定形となったのだろう。
昭和26年昭和天皇陛下行幸の際の ”狸のおもてなし” は陛下も気に入られ、”御歌と思い出”で大きく
報道されたのがきっかけとなり、狸の焼き物が全国へと広がったのです。
また、大物狸が沢山製作され、目を引く看板代わりに使用されたのも忘れてはなりません。
狸独特のユーモラスな愛嬌のある表情が、一番人々に受けいれられるようにおもいます。
狸は大別して、可愛い狸と信楽ならではのロングセラー狸とがあります。
また、どちらも小型から大型までのサイズが数種あります。
八相縁喜という狸の説明書を読んだり、説明を店員から聴くことで、興味が沸き広まる。
狸は、家の玄関先だけでなく、家の全方位に置いていただくとありがたいです。
狸の選び方は、まず1匹でもいいですから、買われる時点で、気にいった狸が、あなたにとって一番
いい狸なのです。
なぜなら、狸の種類は非常に多く、はじめての方は戸惑って判断に迷ってしまいます。