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青山元不動 白雲自去来
せいざんもとうごかず、はくうんおのずからきょらいす
先日、ある処で 『白雲自去来』 のお軸を拝見!大体の意味はわかったものの、人への説明が言葉で現わせなくて、
帰宅後、調べてみました。前句と後句の禅語。
「青山」といっても、何も青い山でなくてもいいのです。
山は雨が降ろうが、風が吹こうが、泰然自若、堂々として動ずるところがありません。
白雲が、どこからともなく湧き上がってきます。しかし、高い山だといっても、山に遮られることなく、
東に西に、右に左に、上に下に自由自在に去来します。
しかも、山は悠々として、少しも動じません。
前句と後句を入れ替えて、「白雲自ずから去来すれども、青山元と動かず」と読めば、もっと意味がはっきりします。
いつ、どこで、何をするにしても、
万縁万境(ばんえんばんきょう)(周囲のいろいろな現象)に心をとらわれて右往左往することなく、
山のように少しも動ずることなく、泰然としてわが道を貫き通せ、というわけです。
近所に◎子さんて方がおられます。、A宅に行ってはB宅のうわさ。 B宅に行ってはA宅のうわさ。
どちらのお宅も変なうわさが立ってはと『うろうろ!』
◎子さんは、その様子を見るのが、とても心地よいらしい!
以前、私も右往左往さされた苦い経験があります。
そんなことから、このお軸のようなどっしり構えた人間にならないと!っと感じる今日この頃です。
「青山元と動かず、白雲自ずから去来す」。じっくり味わいたい句です。
今日は女性スタッフが掲載しました。