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香炉 獅子
獅子は古くから、悪魔や邪気を払う神獣、霊獣とされ、絵画や裂地の意匠、仏様の銃座として造られました。
差の湯の道具では釜の鐶付き、花入れの耳などに獅子の意匠を見る事が出来ます。
書院や床に飾られています。
長石を含んだ信楽の粘土は耐久性耐火性があり、土質の荒いことで有名です。
焼成時の化学反応で独特の赤色(緋色と呼ぶ)をした焼物に仕上がります。
焼き上がりの緋色のコントラストは信楽焼ならではの物。
この風合いは【窯あじ】と呼ばれ、焼き上がり迄に熟練の技が必要とされています。
又、NHK 朝ドラ小説 【スカーレット】のタイトルは【緋色】を意味し、
信楽では、【火色ひいろ】と読み書きをしています。
信楽焼 ㊥中村陶器 謹製
備考:木炭灰(ふくさ灰)をお付けいたします