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「福は内」「鬼は外」ってなぜ?

節分の日の前日までには、スーパーで入り豆を購入されると思います。
購入して、豆を食べるまでに、巻き寿司をかぶりつくご家庭もあるかと。

「福は内」「鬼は外」ってなぜ? そんな疑問に調べてみました。

法語から。
仏教では、貪とん・瞋じん・痴ちの三つに縮めて「三毒さんどく煩悩ぼんのう」と称しています。
貪むさぼることなかれ、執着することなかれ、怒ることなかれの意味で、人間最大の煩悩です。
 そこで登場するのが鬼、つまり煩悩です。
①怒って真っ赤になったのが赤鬼
②何か心配ごとがあったり、心配して青くなったのが青鬼、
③無知でお先真っ暗なのが黒鬼です。

自分の心の状態ありのままを表わしている姿です。

この鬼たちを豆で追い払おうとするのが、節分という追儺ついな行事(悪鬼を追い払うために行なう儀式。
 まさしく鬼は人間の(自分自身の)内にいます。


 つまり節分の豆まき行事は、自分の身体についた罪、穢けがれを豆(魔滅)に移して流そうとする行為であり、
最後にその豆を自分の数だけ食べるのは自分の禊みそぎをしているのです。
節分の鬼は、このとき新年を迎える人たちのために「新しい年を持ってくる神」の姿であり、豆を撒いたのも鬼退治よりも神への供物であったと思います。そうでなければ大切な食物である豆を撒くはずもありません。

 江戸時代の儒者の言葉に、「鬼は外」「福は内」に語呂合わせした『遠仁者疎道 不苦者有智』
(仁に遠き者は道に疎し。苦しまざる者は智有り)の言葉があります。
仁じんに遠い人、つまり思いやりのない人は人の道に疎うとく、苦を超越した人は悟りの智慧を持つ、という意味です奥深い教示です。
このようなお軸を一本 欲しいと念願している私です。

         本日は女性スタッフが掲載いたしました。