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シーサーの始まり
そもそもシーサーとは何か?シーサーとは、沖縄の方言で『獅子』を意味します。エジプトのスフィンクスが原型になっているのではないかと言われております。シーサーは建物の門や屋根などに設置されており、家や人に降りかかる災いを追い払う魔除けの役割を持っています。
そして、そのシーサーの始まりですが1689年ごろ、火事が多発していて住民が困りに困って風水師に相談したところ、八重瀬岳に向けて獅子の像を置くと火事を防げる!と助言され、実際に設置したところ火事がなくなったとのこと。
この出来事がシーサーの始まりと言われ、守り神として民家にも普及していったそうです。そしてこの由来と言われるシーサー、なんと現在でも残っているのです。
シーサーには性別があって、口が開いている方が雄、口が閉まっている方が雌。
二体で一組、正面から見て右に雄、左に雌を設置するのが一般的です。諸説ありますが、雄雌それぞれ役割があって、右側の雄が魔物を捕まえて退治し、左側の雌があらゆる災難を家に入れないようにし福を招き入れるとされています。
これといった決まった置き方はなく、何個置いても何処に置いても良いとのこと(笑)
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