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滋賀県甲賀市を走る第3セクターの信楽高原鉄道はことし開業から30周年を迎えます。5日から老朽化した車両に代わる新型の車両の運行が始まり、記念の式典が開かれました。
信楽駅で行われた式典には地元の人たちや鉄道会社の関係者など60人が参加し、甲賀市の岩永裕貴市長が「新しい車両の導入をことし7月で開業から30周年を迎える信楽高原鉄道の新たなスタートとし、観光資源としても飛躍を図っていきたい」とあいさつしました。
そして、集まった人たちがさっそく新しい車両に乗り込み、一日駅長を務める地元の小学6年生の女の子の合図で出発しました。
新しい車両は地元特産のお茶をイメージした緑色の外観に木目調の内装という和風仕立てで、座席の配置はこれまでの横向きから前向きに変わり広い視野で景色を楽しめるようになっています。
ぜひ、新型車両に乗車して信楽へお越しください。